娘が夜になって突然、
「ママ〜、私の生まれる前から、生まれてからのこと書いてくれる?名前の由来とかさ。」と小さなメモ用紙を2枚差し出してきた。
本当は専用の用紙があったけれど、学校に忘れてきたらしい。
「ママはこんな小さなメモでは書ききれないよ笑、パソコンで打って印刷でもいい?」「うん。でね、お腹にいる時の写真ってある?それコピーして貼ってほしい。」
おーっ、こんな時間になかなかのミッション笑
ガサゴソ棚から出してきたエコー写真。保存状態がよく、11年経った今も画像に遜色がなかった。初めて撮ったエコー写真は、“子宮の中に何かある”程度の画像。でもそれを見た当時の気持ちが甦り思わず涙が。
あぁ、そうだった。あの時、どんなに嬉しかったことか。
当時、妊娠判定を待つ期間、私はひとりでこう予感していた。
今回もし妊娠していなかったら、私はもうダメかもしれない、と。
心が切れる、という表現をするのなら、私のその時の心は、髪の毛一本分ほどの細さで繋がっている、そんな感じだった。
だから最初のエコー写真は、この上ない喜びだったのを改めて思い出しました。
そんなことを感慨深げに感じながら文を打っていると、気付けば主人も娘も寝室へ。そんな重い内容は書けないので笑、軽めに作成し印刷。一番顔がわかるエコー写真と、生後間もない写真を貼ってクリアファイルに入れて彼女の机の上へ。
翌日帰宅後、娘にどうだった?と聞くと、
「ん?あー渡したよー。」
…はい、そんなもんです笑
孤独になりがちな妊活を、少しでも希望に満ちた妊活に。不妊経験を持つセラピストが妊娠できる心と身体のお手伝いをさせていただきます🍀